
米国小児科学会はこの度、全ての小児に対する突然の心肺停止(SCA)または心臓突然死(SCD)予防のためのスクリーニングを推奨する勧告を「Pediatrics」に6月21日発表した。
米ネブラスカ大学医療センターのChristopher C. Erickson氏らは、小児のSCA/SCD予防に関する2012年の勧告を改訂した。従来は運動競技の際の選手に対するスクリーニングに重点が置かれてきたが、今回の改訂では、より注意を払うべき、あるいは心臓の検査を受けるべき状態や症状を総合的に見直し、全ての小児に対し、少なくとも3年ごと、あるいは中学校・高校入学時にSCA/SCDリスクのスクリーニングを実施すべきことが明記された。
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Sudden Death in the Young: Information for the Primary Care Provider
Erickson CC, et al. Pediatrics. Published online June 21, 2021. doi: 10.1542/peds.2021-052044