
生後6カ月から4歳の小児に対し、接種が可能な状況となった後、速やかに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンを接種させたいと考える親は5人に1人に満たないとする研究結果が、「JAMA Network Open」に8月3日掲載された。小児のワクチン接種の普及を阻む障壁には、ワクチンの安全性と有効性への懸念が最も大きい要因として挙げられたという。
米アイオワ大学のAaron M. Scherer氏らは、2022年2月2日から10日にかけて、生後6カ月から4歳までの子どもを持つ米国成人2,031人(25~49歳)を対象に、子どものCOVID-19ワクチン接種に関する意識調査をオンラインで実施した。
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COVID-19 Vaccination Intentions, Concerns, and Facilitators Among US Parents of Children Ages 6 Months Through 4 Years
Scherer AM, et al. JAMA Network Open. Published online August 3, 2022. doi: 0.1001/jamanetworkopen.2022.27437