
米国で2016~2020年に小児外科手術を受け退院後30日以内に再入院したか救急外来(ED)を受診した症例について調査した結果、その多くが扁桃摘出術/アデノイド切除術や虫垂切除術など6種類の手術だけで占められていることが、「JAMA」8月23/30日号に掲載の論文で明らかになった。
米アン・アンド・ロバート・H・ルーリー小児病院のChristopher De Boer氏らは、52の小児三次医療機関が参加するPediatric Health Information Systemデータベースを用い、2016~2020年の間に9つの診療科(眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、心臓胸部外科、移植外科、脳神経外科、整形外科、歯科口腔外科、一般小児外科)の外来または入院中に26種類の外科手術のいずれかを受けた18歳以下の若年者(手術件数の合計は118万9,840件)を対象とし、「退院日から30日以内に同じ病院に入院もしくはEDを受診」(以下、再診)した症例を調査した。
続きを読むには会員登録が必要です。
- 書誌事項
Pediatric Surgical Revisits by Specialty and Procedure Across US Children's Hospitals, 2016-2020
De Boer C, et al. JAMA 2022 August 23;328(8):774-776.