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米国における12ヶ月未満の乳児における呼吸器合胞体ウイルス(RSV)による医療施設を受診した下気道感染症の年間臨床的および経済的負担。
DOI:10.1093/infdis/jiae544
アブストラクト
私たちは、米国(US)の12ヶ月未満の乳児における呼吸器合胞体ウイルス(RSV)による下気道感染症(RSV-LRTI)の年間臨床的および経済的負担を予測するモデルを開発しました。このモデルは、人口規模、疾患率、死亡率、および単位コストに関する情報を組み合わせることで作成されました。毎年370万人の米国乳児(12ヶ月未満)のうち、RSV-LRTIの総症例数は592,700件(入院:48,499件、救急外来受診:144,599件、外来受診:399,602件)と推計され、年間総コストは$16億ドルに上ると試算されました。米国乳児におけるRSV-LRTIの年間負担は重大であり、特に3ヶ月未満の乳児が総コストの43%を占めています。
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