掲載日:
小児における計画的気管切開:適応、禁忌および術前評価。
DOI:10.3897/folmed.67.e143916
アブストラクト
小児気管切開が貴重な手技として確立されたのは、Gallowayが1950年代のポリオ流行期にポリオ患者の呼吸補助に成功したことを報告したときである。小児気管切開の開始から今日までの歴史を調べると、その適応症が大きく変化していることがわかる。これは、新生児および小児集中治療医学の成果によるもので、近年では、急性窒息の問題を解決するための緊急処置としての実施から、気管切開術とそれに関連する長期生存のための医療技術に永久に依存する複雑な患者群である小児への実施へと重点を移すことができるようになった。
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