発達性協調運動障害児における言語、発話、および口腔運動機能:系統的レビュー
DOI:10.1111/1460-6984.70117
アブストラクト
背景:発達性協調運動障害は、日常生活活動や社会参加に著しく持続的な影響を及ぼす運動困難を特徴とする神経発達障害である。(疑いのある)発達性協調運動障害(pDCD)児は、言語・発話・口腔運動発達領域において課題を抱えていることが示唆されている。目的:本システマティックレビューは、(p)DCD児におけるこれらの領域の課題を評価した最近の研究の概要を提供する。
方法:PubMed、Web of Science、EMBASE、CINAHLにおいて体系的な検索を実施し、2002年1月から2023年11月までに発表された査読付き論文の中から、標準化された評価尺度を用いてpDCD児の言語、発話、口腔運動機能について報告した全論文を対象とした。
主な貢献: 計14論文が対象となった。証拠はpDCD児における言語・発話・口腔運動困難の高頻度を示唆している。結論: DCD児における言語・発話・口腔運動困難の頻度を検討するには、より質の高い研究(できれば縦断的研究)が必要である。本レビューはpDCD児が直面する高度な言語・発話・口腔運動課題の重要性を強調する。
本論文の追加情報:本テーマに関する既知の知見 発達性協調運動障害は多くの小児の生活に影響を与える。保護者は、発達性協調運動障害のある小児が言語・発話・口腔運動発達においても課題を抱える可能性があると報告している。既存知見への本論文の追加情報 本研究は、標準化された測定法または診断に基づく発達性協調運動障害児における発話・言語・口腔運動困難の高い有病率を示唆している。本研究の潜在的・実際の臨床的意義:臨床医は、発達性協調運動障害と言語・発話・口腔運動機能障害の併存率の高さを認識し、子どもの困難に対する介入を促進すべきである。
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