妊婦および乳児に対するRSVワクチン接種に関する看護師の態度:横断調査からの知見
DOI:10.1371/journal.pone.0331326
アブストラクト
米国では2023年、妊婦および乳児向け呼吸器合胞体ウイルス(RSV)ワクチンが利用可能となった。しかし、これらのワクチンの接種率は低い。看護師は医療提供者と患者のワクチンに関するコミュニケーションにおいて重要な役割を担う。本調査では、妊婦と乳児がRSVワクチンを接種すべきかについて看護師の態度を調査した。2024年5月、米国サウスダコタ州の看護師を対象にアンケートを実施した。RSVワクチン接種に対する看護師の態度に影響を与える要因を特定するため、多変量順序ロジスティック回帰分析を用いた。1,908件の回答を得た。参加者の44%が妊婦のRSVワクチン接種に賛成し、72%が乳児の接種に賛成した。賛成意見は、個人のワクチン接種状況、年齢、学歴、政党支持傾向と関連していた。60歳以上の看護師では、個人のRSVワクチン接種状況と賛成意見に関連性が認められた。参加者は妊婦よりも乳児へのRSVワクチン接種をより支持した。教育水準が低い、COVID-19ワクチンやインフルエンザワクチン未接種、共和党支持者または無党派と自己認識する看護師ほど、妊婦と乳児へのRSVワクチン接種支持率が低かった。妊婦と乳児向けRSVワクチンに関する医療提供者の知識強化は、ワクチン接種率向上に寄与しうる。
会員登録すると記事全文を読むことができるほか、「NEJM Journal Watch」や「国内論文フルテキスト」といった会員限定コンテンツを閲覧できます。
