親中心・乳児中心かつ家族中心の発達ケア(IFCDC)原則の世界的実施状況のマッピング:探索的レビュープロトコル
DOI:10.1136/bmjopen-2025-102771
アブストラクト
はじめにおよび目的:特別集中治療の枠組みにおける乳児中心かつ家族中心の発達ケア(IFCDC)は、乳児の発達的・情緒的ニーズに対応することで、乳児ケアへの包括的アプローチを優先する。 IFCDCの主要な原則は、保護者のケアへの積極的関与であり、これにより乳児と介護者双方の長期的な予後が改善される。本探索的レビューは、専門的集中治療環境におけるIFCDCの保護者関与原則の世界的な実施状況を評価し、保護者の満足度と乳児ケアへの関与に伴う課題を検証することを目的とする。方法と分析:本探索的レビューは、KhalilおよびJoanna Briggs Instituteの方法論で概説された方法論的枠組みに従う。 2014年から2025年までの文献を対象に、PubMed(MEDLINE)で関連論文を検索する。2名の査読者が独立してタイトル・抄録・全文をスクリーニングし、第三の査読者が意見の相違を解決する。対象論文からの主要な知見と結果は、本スコープレビューの目的に沿って分析・要約される。倫理と普及:倫理審査は不要。 本論文は査読付き学術誌への投稿を目的としており、結果を同誌で発表する予定である。本スコーピングレビューはOSFREGISTRIES(https://osf.io/h94qr/?view_only=a08b30a5eb3a4a3d97aeda7c6d7e157d)に登録済みである。
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