2016年から2023年までの満期新生児眼疾患スクリーニング結果と傾向の分析
DOI:10.1038/s41598-025-24191-5
アブストラクト
2016年から2023年にかけて実施された正期産新生児の眼科検診結果から、一般的な眼疾患の傾向を分析する。2016年1月から2023年12月までに慈渓母子保健医院で眼疾患検診を受けた正期産新生児17,378例を対象とした後ろ向き研究を実施した。 統計解析とジョインポイント回帰分析を用いて、眼疾患発生率の傾向を平均年間変化率(AAPC)で評価した。17,378例の満期産新生児のうち、5,986例(34.45%)に異常な眼スクリーニング結果が認められた:網膜出血(3,274例、 18.84%)、白斑(1,440例、8.29%)、滲出物(943例、5.43%)、色素異常(437例、2.51%)、家族性滲出性硝子体網膜症様病変(FEVR様)(228例、1.31%)。膣分娩で出生した新生児では、網膜出血(χ² = 1840.390, P = 0.000)および滲出物(χ² = 10.488, P = 0.001)の頻度がより高かった。 2016年から2023年にかけて、全体的な異常率は低下した(AAPC = -6.9%、95% CI: -12.1%~-1.5%、P = 0.0211)。 傾向として認められたのは:網膜出血(AAPC = -3.2%、95% CI: -6.4%~0.0%、P = 0.0499)および色素異常(AAPC = -25.4%、95% CI: -42.8%~-3.0%、P = 0.0342)その他の網膜異常では有意な傾向は認められなかった(全てP>0.05)。 眼底病変による眼疾患2016年から2023年にかけて、満期産新生児における眼底病変の全体的な発生率は減少傾向を示した。膣分娩は満期産新生児の網膜出血および網膜滲出の危険因子である。サイトメガロウイルス感染と網膜滲出との間に強い関連性が認められた。
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