先天性心疾患を有する正期産および早産新生児に対する学際的ケアの進展:ナラティブレビュー
DOI:10.1007/s00431-025-06712-6
アブストラクト
先天性心疾患(CHD)は最も一般的な主要な先天異常であり、生児の約1%に影響を及ぼす。早産新生児におけるCHDの有病率は高く、早産と低出生体重がCHDに関連するリスクを増幅させ、罹患率と死亡率の増加につながる。 診断、外科手術、集中治療の進歩にもかかわらず、特に超低出生体重児におけるCHD患児の予後は依然として予断を許さない。これらの乳児は新生児期における心不全、心停止、早期死亡のリスクが高いだけでなく、神経発達障害を含む長期的な合併症にも直面する。母体・胎児要因、周産期環境、そして早産とCHDという複雑な病態生理の相互作用は、多職種連携によるケアの必要性を強調している。 出生前診断、周産期管理計画、専門的な出生後管理、個別化された手術タイミングは、予後を最適化するために極めて重要である。新生児・心臓集中治療医、心臓専門医、外科医、麻酔科医、および関連専門職は、血行動態不安定、呼吸管理、栄養、神経保護、社会的格差など多様な課題に対処するため緊密に連携しなければならない。 本総説は、早産に焦点を当てたCHD新生児の疫学、病態生理、管理に関する最新のエビデンスを統合する。進化する学際的ケアモデルを強調し、研究の優先事項を概説する。この脆弱な集団の生存率と長期的な生活の質を向上させるには、生理学に基づくチーム指向のアプローチが不可欠である。既知の事実:• CHDは最も一般的な先天性異常であり、新生児の罹患率と死亡率の主要な原因である。 • 早産と低出生体重は予後を悪化させ、合併症と手術リスクは在胎週数に反比例する。新たな知見: • CHDを伴う妊娠は早産リスクが最大3倍高まる。 • 予後は母体・胎児および新生児の要因を反映し、個別化されたタイミング・評価・手術戦略の必要性を示唆。多職種連携ケアが重要な役割を担う。
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