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アラジル症候群の新生男児から、仙台ウイルスを用いてiPS細胞株を樹立した。
DOI:10.1016/j.scr.2026.103927
アブストラクト
我々は、十分に特性が解明された人工多能性幹細胞(iPSC)株を開発した。この株は、ゲノム安定性と多能性を維持する仙台ウイルス法を用いて、アラジル症候群の男児から採取した末梢血単核球をリプログラミングすることで作製された。未分化なiPSCのマーカーは、免疫細胞化学法により検証された。 3胚葉系分化能は、各胚葉(内胚葉、中胚葉、外胚葉)特異的マーカーの免疫蛍光検出により確認された。核型解析により、正常な二倍体(46, XY)であることが確認された。さらに、仙台ウイルスの排除およびマイコプラズマ汚染の不在についても評価が行われた。このiPS細胞株は、疾患モデル構築および再生医療研究のための信頼性の高いリソースとなる。
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