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がん疼痛への専門的な緩和ケア「拠点病院の体制強化を」――中医協
厚生労働省(以下、厚労省)は、11月24日に開催した中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、緩和的放射線治療や神経ブロックの実施が多いがん診療連携拠点病院の評価について検討を求めた。現段階では限定的に実施されている緩和的放射線治療や神経ブロックを必要に応じて実施したいとの考えによるものだ。
厚労省が示した調査報告によると、がん患者に対する緩和ケアチームへの依頼内容(小児がんを除く)で最も多いのが「疼痛」で、62.8%であった(日本緩和医療学会2022年度緩和ケアチーム登録結果報告)。