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看護補助者の平均給与は25.5万円――全産業平均を大きく下回る結果に
12月8日に開かれた中央社会保険医療協議会(中医協)総会で「医療関係職種の処遇改善」が議題に挙がり、コメディカルの中でも特に看護補助者については全産業平均を大きく下回っている状況が判明した。
厚生労働省(以下、厚労省)保健局医療課の調査によると、2022年度の賞与込み給与は、全産業平均が36.1万円なのに対し、看護補助者は25.5万円とコメディカルの中で最も低く、次いで介護職員が29.3万円と続いた(「賃金構造基本統計調査」に基づき保健局医療課にて作成)。