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マイナ保険証の利用実態のヒアリング、6月中旬にも開始
厚生労働省(以下、厚労省)は6月12日に開催された中央社会保険医療協議会(以下、中医協)総会で、2024年度診療報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」の施設基準の要件設定にあたって、10月から適用されるマイナ保険証の利用実績の基準値を検討するため、ヒアリング調査の実施案を提示し、中医協に了承された。
「医療DX推進体制整備加算」は、オンライン資格確認の実施体制に加え、取得した診療情報を医師が診察室、手術室、処置室などで閲覧・活用できる体制や、マイナ保険証の一定の利用実績、電子処方箋の発行体制、電子カルテ情報共有サービスに対応可能な体制の整備などを評価するもの。