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第4期がん対策推進基本計画の中間評価の進め方を了承――がん対策推進協議会
厚生労働省(以下、厚労省)は、8月5日に開催された第90回「がん対策推進協議会」で、2023年度から2028年度までの6年を実行期間とする第4期がん対策推進基本計画の中間評価の進め方についての案を示し、了承された。中間評価を分かりやすいものとするため、重要な指標に絞った「コア指標」を設定する。具体的な「コア指標」の内容については、2025年春頃に予定している次回のがん対策推進協議会で厚労省が提案する予定だ。
第4期がん対策推進基本計画は、「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」を全体目標に、「がん予防」、「がん医療」、「がんとの共生」――の3つを柱(以下、3本柱)として、総合的ながん対策を推進する。すでに第4期がん対策推進基本計画がスタートして約1年半が経過し、新たな取り組みが進められている。