「はじめに」 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防のために ユニバーサル・マスキング 手洗い励行 3密を避けるなどの対策が続けられた結果 多くの感染症などの疫学に多大な影響が及んだ. 厳格な予防策が講じられている間に起こったこと 予防策の規制が緩んできたところで起こったことについて概説する. 「COVID-19パンデミック当初の感染症動向」 パンデミックが起こってから減った感染症もあれば ほとんど変わらなかった感染症もある. ヒトからヒトへ空気感染する水痘 結核 麻疹 それから飛沫感染するインフルエンザ RSウイルス感染症 咽頭結膜熱 溶連菌性咽頭炎 手足口病 伝染性紅斑 ヘルパンギーナ ムンプス マイコプラズマ 百日咳 風疹は程度の差はあれ パンデミックになって減った. しかし ヒト-ヒト感染ではなく 菌に汚染された空調関連のエアロゾルや公衆浴場や温泉などの水を介して感染するレジオネラ肺炎はあまり変わらなかった.
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