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『第一世代抗ヒスタミン薬は児のけいれん発作リスクを高める』のイメージ

第一世代抗ヒスタミン薬は児のけいれん発作リスクを高める

「JAMA Network Open」より

 第一世代抗ヒスタミン薬(以下、抗ヒスタミン薬)は児のけいれん発作リスクの上昇と関連し、特に生後6〜24カ月の児ではリスク上昇が顕著であるとする研究結果が、「JAMA Network Open」に8月28日掲載された。

 慶熙医療院(韓国)のJu Hee Kim氏らは、韓国国民健康保険公団データベースのデータを用いて、第一世代抗ヒスタミン薬の処方と児のけいれん発作リスクとの関連を評価した。対象は、2002年1月1日から2005年12月31日の間に出生し、追跡期間中(2019年12月31日まで)にけいれん発作イベント(ICD-10による診断が、てんかん、てんかん重積、またはけいれん)のため救急外来を受診した児1万1,729人。条件付きロジスティック回帰モデルを用いて、危険期間(index date;発作イベントが初めて生じた日の1〜15日前)における抗ヒスタミン薬の処方が発作イベントの発生に与える影響を、対照期間1(index dateの31〜45日前)および対照期間2(index dateの61〜75日前)と比較し、オッズ比として推定した。加えて、index date時点における年齢層(「生後6〜24カ月」「生後25カ月〜6歳」「7歳以上」)、性別、居住地などで層別化した解析も行った。

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書誌事項

First-Generation Antihistamines and Seizures in Young Children
Kim JH, et al. JAMA Network Open. Published online August 28, 2024. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.29654

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