掲載日:
白斑とアトピー性皮膚炎の併発がウパダシチニブで成功した:症例報告。
DOI:10.1080/09546634.2023.2200873
アブストラクト
本報告では,小児期からアトピー性皮膚炎(AD)を有する16歳男児が,ここ4ヶ月で急速に進行し,全身性の白斑を呈した症例を報告した。従来の治療では効果が不十分であったため、JAK1阻害剤upadacitinib 15 mg 1日1回とcrisaborole外用薬を併用した治療を行った。治療4ヶ月後、彼の白斑は、顔と首のほぼ90%の再色素化、胸の60%の再色素化に達したが、四肢の再色素化は少ししかなかった。さらに、ADの痒みは治療後24時間以内に消失し、病変も4ヵ月後に著しく改善した。治療中、ニキビが悪化した以外には、他の副作用は観察されなかった。この患者の経験から、JAK1阻害剤は白斑とADの両方に優れた効果を示し、2つの疾患が共存している場合には二重の効果をもたらすことさえあり、JAK1阻害剤はこのような患者にとって好ましい治療選択肢となり得る。
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