ADHDを持つ幼児と持たない幼児における身体的健康の違いを探る。
DOI:10.1093/jpepsy/jsad090
アブストラクト
目的:注意欠陥・多動性障害(ADHD)の有無にかかわらず、ヒスパニック系・ラテン系を中心とした幼児サンプルにおける、子どもの身体的健康アウトカムおよび肥満と関連する指標の差異を評価すること。
方法:4~7歳のADHDと診断された127名と定型発達(TD)児96名を対象とした。児童の体組成、体力、身体活動の客観的測定を行った。子どもの保護者は、子どもの食事摂取量を評価するために食品リコールに記入し、食事の質はHealthy Eating Index-2015に基づいて算出され、保護者は家族の健康習慣に関する調査に記入した。
結果:ロジスティック回帰分析の結果、ADHDの子どもはBMIが過体重または肥満(Ov/O)に分類される可能性が高いことが明らかになった。線形回帰分析の結果、ADHDの子どもはTDの子どもに比べて体力テストの成績が悪く、消費カロリーが多いことが示された。中等度分析によると、歩数における性差はTDのサンプルでは顕著であったが、ADHDのサンプルでは見られなかった。
結論:ADHDの幼児は、TD児と比較して、BMIがOv/Oであること、フィットネス能力が低いこと、摂取カロリーが多いことのリスクが高い。
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