オスグッド・シュラッター病の小児における疼痛緩和と機能改善の促進:白血球リッチ血小板リッチ血漿(LR-PRP)は、標準的な保存療法の補完的治療法である。
DOI:10.12659/MSM.941523
アブストラクト
背景 オスグッド・シュラッター病(OSD)は、成長期の小児に疼痛と膝関節の機能低下を引き起こす。本研究の目的は、慢性OSDを有する成長期の小児152人を対象に、LR-PRPによる治療前後の膝関節の痛みと機能を、標準的な保存的治療と併用して評価することである。方法 治療効果は、VAS、Tegner、Lyshom、KOOS尺度を用いて評価した。また、患者満足度、術後の運動能力、X線評価も用いて、処置の成功を判定した。結果 75%の被験者が治療結果に満足し、72%の被験者が完全な身体活動に復帰した。解析の結果、治療後のVASスコアの中央値は治療前と比較して有意に減少し(P<0.05)、Tegner、Lysholm、KOOS尺度のスコアの中央値は治療前と比較して増加した(それぞれP<0.05; P<0.05; P<0.05)。その結果、罹病期間が短いほど、より良い治療結果が得られたことが示された。活動への復帰と患者の満足度は、以前にリハビリを受けた研究グループで最も高かった。結論 成長軟骨が開存している慢性OSD患者に対する脛骨結節へのLR-PRP注入は、有効かつ簡便な方法である。副作用は観察されず、この手技の安全性が比較的高いことを示唆している。疾患の初期段階でのPRPの使用と、治療前の追加リハビリテーションは、治療効果を有意に高める。
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