掲載日:
インドにおける知的障害のある児童・青少年におけるう蝕の有病率:スコープレビュー。
DOI:10.1111/jar.13278
アブストラクト
背景:知的発達障害のある子どもは、う蝕になるリスクが高い。彼らの問題を理解するためにインドで実施されたスコープレビューはほとんどない。我々は、インドにおける知的障害のある小児および青年のう蝕の分布とリスク因子を要約することを目的とした。
方法:Arksey O Malleyの枠組みに基づいてスコープレビューを行った。研究の質評価、記述分析、主題分析も行った。
結果:4つのデータベースから、図表化、照合、要約を行った。知的障害のある小児および青年を対象とした31の研究が研究基準を満たした。齲蝕有病率の中央値は70%で、齲蝕欠損・充填永久歯(DMFT)は2.4、齲蝕欠損・充填乳歯(dmft)は2.36、DMFSは3.7であった。主な決定因子は、障害の程度、社会経済的地位、両親の学歴であった。口腔ケアと歯科受診は不十分であった。
結論:インドにおける知的発達障害児の齲蝕経験および齲蝕有病率を減少させるためには、さらなる検討が必要である。
新規会員登録
会員登録すると記事全文を読むことができるほか、「NEJM Journal Watch」や「国内論文フルテキスト」といった会員限定コンテンツを閲覧できます。