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母乳育児は子どもの長期的な過体重と肥満を予防できるか?集団ベースのコホート研究。
DOI:10.3390/nu16162728
アブストラクト
本研究の目的は、生後6ヶ月までの母乳育児が、10歳までの子どもの体重過多と肥満の発生率減少に及ぼす影響を評価し、研究対象集団における肥満と体重過多の年間発生率を推定することである。電子カルテを用いたレトロスペクティブ・コホート分析では、Unidade Local de Saúde de Matosinhos(ULSM)で追跡調査された2006年1月1日から2022年12月31日までに生まれた0歳から10歳までの小児を対象とした。併存疾患の既往歴に関する情報が収集され、コントロール結果が陽性か陰性かが定義された。生後1年では、母乳のみで育てている子どもの約29%が肥満、20%が過体重であった。喘息とアレルギー性鼻炎を陽性コントロール結果、アレルギー性皮膚炎を陰性コントロール結果とした。母乳育児の有無と、10歳時点での過体重や肥満の発生との間に関係はないようである。その結果、母乳育児は将来の喘息リスクの低下と関連することが示された。
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