掲載日:
アトピー性皮膚炎の世界的負担:世界の小児および成人集団における疾患の有病率の調査。
DOI:10.1016/j.det.2024.05.004
アブストラクト
アトピー性皮膚炎(AD)は、一般的なそう痒性の炎症性皮膚疾患であり、顕著な疾病負担と多額の医療費を伴う。アトピー性皮膚炎の有病率は集団によって差がなく、ほとんどの研究は一般集団または小児集団を対象としており、成人集団のみを対象とした研究は限られている。ADの治療費は膨大である。有病率の違いを検討する研究は、研究デザインの違いにより比較が困難な場合がある。しかし、この疾患とともに生きる患者と介護者の生活を改善するためには、集団全体のAD有病率を理解することが重要である。
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