掲載日:
アトピー性皮膚炎の接触アレルギー検査。
DOI:10.1016/j.det.2024.04.009
アブストラクト
アトピー性皮膚炎(AD)とアレルギー性接触皮膚炎(ACD)は、小児および成人によくみられる炎症性皮膚疾患である。パッチテストはACDの診断を確定するためのゴールドスタンダードであり、しばしば2つの疾患の鑑別に役立つ。ADを合併している患者におけるパッチテストは、怒り返し反応の可能性があるため、より困難である。本総説では、AD患者における接触アレルギーのスクリーニングに関する現在のエビデンスとガイドラインについて述べる。また、成人および小児のアトピー性皮膚炎で最も頻度の高い関連アレルゲンについても考察する。
新規会員登録
会員登録すると記事全文を読むことができるほか、「NEJM Journal Watch」や「国内論文フルテキスト」といった会員限定コンテンツを閲覧できます。