長期的な回復のための計画:COVID-19が、季節労働者や移民労働者の家庭の子どもたちと働く教育者に与えた影響。
DOI:10.1111/josh.13514
アブストラクト
背景:COVID-19の大流行中、教育は困難に直面した。米国は公衆衛生上の緊急事態の終息を宣言したが、学校は依然として影響を受け続けている。パンデミックが生徒に与える影響については多くの研究がなされているが、教育者に焦点を当てた研究は少なく、社会から疎外された生徒集団と関わることを専門とする教育者についてはなおさらである。
方法:本研究では、季節労働者や出稼ぎ農民の家庭の生徒を対象に、パンデミックの教育関係者への影響を測定し、学校が長期的な復興計画を立てる際に教育関係者が必要とする支援について理解することを目的とした。2020年10月から2021年1月にかけて、幼児教育、幼稚園から高校までの教員、および管理職を含む合計1024名の教育関係者がCOVID-19アンケートに回答し、パンデミック時の経験だけでなく、個人的および仕事に関連したストレス要因を測定した。
結果:教育関係者はCOVID-19で困難な経験をし、個人的ストレスや仕事関連のストレスの原因となるいくつかの要因に直面した。個人的ストレス要因には、自分自身や家族が病気になることへの懸念、家族の感情的/精神的健康への懸念、雇用の喪失/減少への恐怖などがあった。仕事関連のストレス要因としては、同僚の感情的・精神的健康に対する懸念があった。
結論:移民児童を扱う教育者には、管理者からの支援、心理サービス、同僚や同僚からの支援を受けたり与えたりする機会など、さらなる支援が必要である。