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プライマリ・ケア臨床医のための喘息診断臨床意思決定支援システムの使用と受容性:観察的混合法研究。

DOI:10.1038/s41533-024-00401-x

アブストラクト

特にプライマリケアでは誤診が多い。これに対処するため、われわれは小児と若年者(5~25歳)の喘息診断のための臨床判断支援システム(CDSS)を開発した。本研究では、英国のプライマリケアにおけるCDSSの実現可能性と受容性を検討した。イングランドとスコットランドの一般診療所を対象とした。CDSSは6ヵ月間、定期診察時に使用可能であった。CDSSの使用状況を分析し、研究の終盤にはCDSSを使用した臨床医に質的インタビューを行った。研究を完了した10の診療所では、94人の臨床医のうち75人がCDSSを使用していた。8診療所から11人の臨床医がインタビューを受けた。CDSSは参加者に受け入れられ、特に使いやすさと患者記録からの情報の自動入力についてコメントがあった。CDSSを使用する上での障壁としては、所見を患者ノートに直接記録できないことや、研修生や若手の同僚にとっては有用かもしれないが、CDSSが必ずしも自身の診療の変更につながるとは限らないという意見があった。CDSSは一般的にプライマリ・ケアの臨床医に好評であったが、参加者は研修生や経験の浅い同僚に最も有用であると感じていた。

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