掲載日:
湿布包帯中のナノバブル水素水が小児アトピー性皮膚炎患者の重症度を改善する。
DOI:10.1016/j.pedhc.2025.07.005
アブストラクト
はじめに:アトピー性皮膚炎(AD)は慢性炎症性皮膚疾患であり、活性酸素種(ROS)がその病態形成に関与している。強力な抗酸化作用を有する水素水(HW)はROSを抑制し、AD症状を改善する可能性がある。本研究では、ナノ水素水を用いた湿布包帯療法のADに対する臨床的有効性を評価した。
方法:20名のAD患者に対し、ナノバブル水素水を浸した滅菌ガーゼを用いた湿布療法を実施。うち8名には分割身体デザインを適用:片側肢にナノ水素水、反対側肢に純水を適用。
結果:HW湿布は紅斑(0.5±0.69、p=0.01)、乾燥(0.7±0.57、p=0.002)、総スコア(1.55±1.64、p<0.0001)を有意に軽減したが、純水群では有意な変化は認められなかった。 温水処理肢は純水処理肢よりも改善が顕著であった。考察:温水湿布療法は小児アトピー性皮膚炎に対する安全かつ有効な補助療法であり、全身性副作用を制限しつつ紅斑、乾燥、水分補給を改善する。
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