2000年から2015年におけるデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)男性患者のコルチコステロイド使用の傾向:MD STARnetのデータ
DOI:10.1177/08830738251367466
アブストラクト
本研究は、人口ベースの「筋ジストロフィー監視・追跡・研究ネットワーク(Muscular Dystrophy Surveillance, Tracking and Research Network)」による過去の報告を更新するものであり、非ヒスパニック系黒人男性およびデュシェンヌ型筋ジストロフィーの家族歴を有する男性において、経時的なコルチコステロイド使用量の増加と、コルチコステロイド使用の遅延との関連性を検討したものである。 2000年から2015年の間に生まれ、追跡調査を受けた6施設の男性373名に関するデータを、カプラン・マイヤー曲線推定およびコックス比例ハザードモデルを用いて分析した。全対象男性の75.6%にコルチコステロイドが処方され、68.9%が中央値で6.8歳(処方時)および7.2歳(使用開始時)で投与を開始した。 以前に観察された関連性は持続していた。これらの関連性をさらに検討した結果、非ヒスパニック系黒人男性における診断の遅れや、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの家族歴を有する者における早期診断が、観察された遅延の一因となっている可能性があることが示唆された。非ヒスパニック系黒人男性における診断遅延の背景にある健康格差、および早期コルチコステロイド使用の安全性プロファイルに関するさらなる研究は、コルチコステロイド治療のばらつきについてさらなる知見をもたらすであろう。
会員登録すると記事全文を読むことができるほか、「NEJM Journal Watch」や「国内論文フルテキスト」といった会員限定コンテンツを閲覧できます。
