小児フェニルケトン尿症における角膜および前眼部パラメータの評価。
DOI:10.1007/s10384-025-01283-3
アブストラクト
目的:同年齢の健常児とフェニルケトン尿症(PKU)患児の前眼部パラメータを比較すること。
研究デザイン:後ろ向き観察研究。方法:PKU患児(研究群)25眼および年齢・性別をマッチさせた健常児(対照群)60眼のデータを分析した。 検討対象とした記録には、各被験者が以前に受けた包括的な眼科検査の結果が含まれていた。この検査には、屈折検査(球面相当値)、最良矯正視力(BCVA)検査、細隙灯顕微鏡検査、眼底検査、眼圧(IOP)測定、鏡面顕微鏡検査、および角膜トポグラフィー測定が含まれていた。
結果:年齢および性別を一致させた参加者45名(52.9%)は女子、40名(47.1%)は男子であった。六角形細胞(HEX)の割合は、研究群で65.53±8.17、対照群で69.75±4.19であった(p=0.021)。 平坦角膜曲率(K1)は、研究群で41.70±1.54 D、対照群で43.16±1.52 Dであった(p=0.002)。 角膜曲率(K2)は、研究群で42.55±1.83 D、対照群で43.91±1.73 Dであった(p=0.013)。
結論:本研究は、小児PKU患者が健常対照群と比較して、角膜曲率値やHEXを含む前眼部パラメータに差異があることを示している。
会員登録すると記事全文を読むことができるほか、「NEJM Journal Watch」や「国内論文フルテキスト」といった会員限定コンテンツを閲覧できます。
