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深いイントロン領域のPHEX変異を有する大規模なデンマーク家系における遺伝性低リン血症と、軽度の骨格症状を伴うが重度の歯の表現型を示す症例
DOI:10.1016/j.bone.2025.117666
アブストラクト
遺伝性低リン血症(HH)は稀な疾患であり、成長期の小児では過剰な腎性リン排泄、くる病および骨軟化症を、成人では骨軟化症を特徴とする。複数の異なる遺伝子における病原性変異によって引き起こされるHHにはいくつかのタイプが存在する。 我々は、PHEX遺伝子における未報告の深部イントロンスプライスバリアント(c.1080-687 A > G (p.?))に起因する臨床的・生化学的低リン血症を示す19名のデンマーク大家族を報告する。罹患家族は、他のPHEX変異を有するより大規模な集団と比較して、より軽度のHH表現型を示した。 ゲノムシーケンシングによるイントロン解析およびエクソントラッピングアッセイからなるin vitro解析により、X連鎖性低リン血症(XLH)の遺伝的診断を確認できた。本症例はXLHの表現型多様性を示しており、本家系は全体的に軽度の表現型を示す。さらに、PHEX遺伝子のイントロン変異がXLHの原因となり得ることを実証した。
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