大規模医療システムにおける拡大対象早期サイトメガロウイルス検査プログラムの最新情報
DOI:10.1097/MAO.0000000000004811
アブストラクト
目的:ユタ州の医療システムで出生した新生児における先天性サイトメガロウイルス(cCMV)検出のための拡大対象スクリーニングプログラムを更新する。研究デザイン:前向きに特定された後ろ向きコホート研究。設定:ユタ州のインターマウンテン・ヘルスケア(IHC)システム。
対象患者:2021年3月1日から2024年8月31日までにIHC施設で出生した乳児で、生後6ヶ月以内にCMV検査を受けた者。介入:cCMV拡大対象スクリーニングプログラム。主要評価項目:cCMV有病率、cCMV陽性乳児の臨床的特徴、拡大対象スクリーニングプログラムの有効性。
結果:2021年3月1日から2024年8月31日までに、インターマウンテン・ヘルスケア傘下27施設において、93,529例の生児(9%)を対象にcCMVスクリーニング検査が計8,598件実施された。 3.5年以上にわたり、拡大対象スクリーニングプログラムにより93,528人の出生児中32例のcCMV確定症例が検出され、推定有病率は10万人当たり34例であった。 32例中9例(28%)に難聴が認められ、その重症度は片側性(n=4)、両側非対称性(n=1)、両側対称性(n=4)と様々であった。このうち5例に補聴器が装着され、3例は中央値11ヶ月齢で両側人工内耳移植術を受けた。
結論:拡大対象早期cCMV検査プログラムは、cCMV感染児に対する早期介入を可能にする上で有効であることが実証された。これらの結果は、早期介入と治療の改善に向けた実現可能性と機会を示唆している。
会員登録すると記事全文を読むことができるほか、「NEJM Journal Watch」や「国内論文フルテキスト」といった会員限定コンテンツを閲覧できます。
