残存音声障害に対するバイオフィードバック療法は、運動療法よりもR音化の一般化が速い:無作為化比較試験の副次的評価項目。
DOI:10.1044/2025_JSLHR-25-00700
アブストラクト
目的:本研究では、残存音声障害(RSSD)を有する小児を対象とした言語療法後の一般化効果について、視覚的バイオフィードバック法と非バイオフィードバック型の運動ベース治療の効果を検証した。
方法:アメリカ英語の /ɹ/ に障害のある RSSD を持つ 9~15 歳の児童計 108 名を無作為に割り付け、視覚的バイオフィードバックの有無(超音波バイオフィードバックまたは視覚・聴覚バイオフィードバックに分類)を伴う 19 回の運動ベースの言語療法セッションを受けた。治療には、いくつかの運動学習の原則を実践するように設計された練習が含まれており、課題の難易度は児童の成績に基づいて体系的に調整された。 治療前後の未処理語における児童の/ɹ/発音の正確さは、被験者の特性、治療条件、および測定時点について盲検化された一般聴取者によって、正誤が評価された。
結果:混合効果回帰モデルにより、治療の種類と時点の間に統計的に有意な相互作用が認められた。具体的には、バイオフィードバック群と非バイオフィードバック群の双方において、時間の経過とともに改善が見られたが、未治療の単語への一般化の程度は、バイオフィードバック群の方が運動ベースの治療群よりも有意に大きかった。 バイオフィードバックの種類を比較したサブ分析では、超音波バイオフィードバックの方が視覚・聴覚バイオフィードバックよりも高い一般化が観察されたが、この効果は1つの治療部位において最も強かった。
考察:この無作為化比較試験により、運動ベースの治療にバイオフィードバックを追加することで、未治療の単語におけるアメリカ英語の /ɹ/ の正確な発音率が向上することが明らかになった。
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