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経動脈的硬化塞栓術中に気道血管腫を有する乳児において、硬化剤による気管圧迫が生じた一例:症例報告。
DOI:10.1213/XAA.0000000000002199
アブストラクト
経カテーテル動脈硬化塞栓術(TASE)は、プロプラノロールへの反応が乏しい気道血管腫に対する、新たな有効な治療法である。臨床医は、硬化療法に伴う潜在的な有害事象についても常に注意を払わなければならない。本報告では、TASE施行中に気道血管腫を有する乳児において、硬化剤の注入により急性気管圧迫が生じ、重度の肺過膨張を来した症例を報告する。 治療としては、気管チューブの挿入深度を調整し、呼気終末陽圧(PEEP)を10 cm H₂Oに上昇させたところ、臨床症状は改善した。結論として、TASEは気道血管腫に対する有用な治療法であるが、麻酔科医は急性気道圧迫のような生命を脅かす有害事象に留意しなければならない。
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