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機能性腹痛症における二糖類酵素欠損の役割-総説。
DOI:10.3390/nu10121835
アブストラクト
二糖類酵素欠損症は、小児集団では過小診断されていることが報告されている。一般的に下痢性疾患の原因と考えられているが、腹痛や消化不良の原因ともなり、これらの機能障害と診断された患者は、実際には関連する酵素欠乏症を有している可能性がある。乳糖欠乏症の影響については広く研究されているが、スクラーゼ、マルターゼ、イソマルターゼについては、明らかな機能性腹痛障害を有する患者にアプローチする際に考慮されることはあまりない。本総説では、小児の機能性胃腸障害におけるスクラーゼ、マルターゼ、イソマルターゼ欠乏の役割の可能性に関する現在の科学的文献について、最新の叙述を行うことを目的とする。
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