掲載日:
小児呼吸器疾患におけるマイクロバイオームの役割。
DOI:10.1016/j.ccm.2024.02.026
アブストラクト
多くの小児の気道疾患や肺疾患におけるマイクロバイオームやマイクロバイオームに基づく治療薬の役割について、数多くの研究が検討されてきた。この叙述的総説において、著者らはまず、マイクロバイオーム研究で現在用いられている方法を簡単に概説する。次に著者らは、小児集団における呼吸器または腸内マイクロバイオームの特徴を明らかにするために培養非依存的方法を用いた最近の研究に焦点を当てながら、マイクロバイオームと(1)呼吸器合胞体ウイルスによる生後早期の急性呼吸器感染症、(2)小児喘息の発症、(3)嚢胞性線維症、(4)気管支肺異形成を関連付ける文献をレビューする。
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