費用対効果の高い戦略に基づく、メキシコにおけるVon Willebrand病の診断に関する10年間の経験。
DOI:10.1016/j.arcmed.2024.103113
アブストラクト
背景: Von Willebrand病(VWD)は、世界的に最も一般的な遺伝性出血性疾患であるが、その診断は複雑で、費用もかかり、評価も不十分である。
目的:費用対効果の高い戦略に基づいたVWDの診断について、我々の長期にわたる経験を報告する。
方法:VWDが臨床的に疑われるメキシコ人患者802人(男女、小児、成人)を対象とした。以下の検査を行った:血算、出血時間、プロトロンビン時間、活性化部分トロンボプラスチン時間、フィブリノゲン濃度、VWF抗原、リストセチン補因子活性、コラーゲン結合アッセイ、リストセチン誘発血小板凝集、FVIII活性、VWF多量体分析。
結果:639名の患者がVWDと診断され、582名が1型VWD(91.1%)であった。2型VWDは52例(8.1%)に認められた。2A型は25例(48.1%)、2B型は21例(40.4%)、2M型は6例(11.5%)であった。3型VWDは5例(0.8%)であった。VWD患者の平均年齢は、男性25.3歳(範囲:2〜71歳)、女性22.1歳(範囲:1〜54歳)であった。40例(5.0%)で診断が確定せず、123例(15.3%)で診断が破棄された。血液型はO型が最も多かった。
結論:低コストの診断戦略を用いて、VWDがメキシコでも他の国と同様に一般的であることを確認した。VWDが疑われる場合、患者の病歴の確認は必須であるが、検査室での確認は困難であり、費用もかかる。正確でタイムリーな診断の欠如がもたらす結果は、治療の迅速性と質に影響する。
会員登録すると記事全文を読むことができるほか、「NEJM Journal Watch」や「国内論文フルテキスト」といった会員限定コンテンツを閲覧できます。
