メープルシロップ尿症に罹患した家族におけるQOLの評価:横断的研究。
DOI:10.1515/jpem-2024-0409
アブストラクト
目的:メープルシロップ尿症(MSUD)は中毒型先天代謝異常症(IT-IEM)のひとつである。MSUD患者は慢性疾患に罹患しており、疾患とその管理は患者とその家族に身体的・心理的影響を及ぼす。本研究の目的は、ソハーグ大学病院で経過観察中のMSUD患者とその家族について、生活の質(QoL)とその主な決定因子を評価することである。
方法:36名のMSUD患者の両親がQoLを評価するためにアラビア語に翻訳された質問票に参加した。その後、両親のQoLに影響を及ぼす可能性のある重要な因子を特定するため、ファイルレビューを行った。
本研究の結果、MSUD患者のうち27名(75%)がQoLが不良であった。発症時期、急性か無症候性か(急性代謝機能低下前に診断)(p=0.001)、スクリーニングの種類(p=0.007)において、両群間に有意差が認められた。
結論:MSUDを含むIT-IEM小児患者のQoLに関するデータは少ない。既存の研究で用いられている方法論的アプローチや評価尺度には一貫性がない。QoLに影響を及ぼす因子を明らかにすることは、患者のケアを改善し、転帰や治療法を評価し、患者のQoLを高めるための効果的な社会的・心理的介入を計画する上で有益であろう。
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