脳性麻痺を有する小児における睡眠障害の有病率:系統的レビューとメタ分析。
DOI:10.1016/j.sleep.2025.106552
アブストラクト
背景:脳性麻痺を有する小児(CwCP)は、睡眠障害に悩まされることが多く、これが彼らの全般的な健康状態と生活の質に深刻な悪影響を及ぼしています。睡眠障害の有病率に関するデータは不足しており、その認識と治療が重要であるにもかかわらず、現状は不十分です。目的:本システマティックレビューとメタアナリシスにおける主な目的は、CwCPにおける睡眠障害の有病率を明らかにすることです。
方法:MEDLINE、Embase、Scopus、ScienceDirect、Web of Scienceにおいて、事前に定められた適格基準を満たす関連論文を電子検索しました。Rバージョン4.3.2を使用したランダム効果モデルで、CwCPにおける睡眠問題を有する患者のプールされた割合を算出しました。
結果:更新された系統的レビューとメタ分析には42件の研究が含まれました。小児用睡眠障害尺度(SDSC)では、CPを有する小児の26%(95%CI:17%-37%)に異常なスコアが認められました。サブスケールの異常には、睡眠の開始と維持の障害(28%)、睡眠呼吸障害(17%)、過度の眠気(12%)、睡眠時の多汗症(10%)、および睡眠-覚醒移行障害(19%)が含まれました。小児睡眠質問票(PSQ)では、39%(95%CI:6%-80%)の小児で異常なスコアが示されました。感度分析はこれらの結果を確認しましたが、PSQのアウトカムにおいて一部の出版バイアスが認められました。
結論:CwCPの約4分の1が睡眠障害を経験しており、これは生活の質を低下させる可能性があります。CwCPの生活の質を向上させるためには、定期的な睡眠検査と集中的な治療が不可欠です。
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