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『慢性的鉄欠乏児、介入による血清フェリチン値改善後も認知スコアは低い』のイメージ

慢性的鉄欠乏児、介入による血清フェリチン値改善後も認知スコアは低い

「Pediatrics」より

 慢性的な鉄欠乏症の児は、介入により血清フェリチン値が改善しても、鉄が充足している児と比べて介入後12カ月時点でも認知スコアは低いままである、という研究結果が「Pediatrics」2022年12月号に発表された。

 トロント大学(カナダ)Dalla Lana School of Public HealthのArgie Gingoyon氏らは、ヘモグロビンとフェリチンをスクリーニングに用い、最終的に生後12カ月から40カ月の乳幼児116人を対象に、慢性的な鉄欠乏と認知スコアとの関連を検討する前向き観察研究を実施した。対象とした児全員の保護者には食事に関する指示を与え、鉄の充足状態に応じて児に経口鉄剤を投与した。

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書誌事項

Chronic Iron Deficiency and Cognitive Function in Early Childhood
Gingoyon A, et al. Pediatrics 2022 December 1;150(6):e2021055926.

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