家族の肯定的な関わりが若年者の食行動異常リスク低減と関連
「Journal of Adolescent Health」より
青少年の食行動異常リスクは、家族の肯定的な関わりにより有意に低減するが、仲間などからの体重に対するスティグマ(偏見や差別)を経験していると、その効果は減弱するという研究結果が、「Journal of Adolescent Health」に3月11日掲載された。
青少年にとって、体重スティグマは重大な問題であり、食行動異常のリスク因子でもある。米ミネソタ大学のLaura Hooper氏らは、さまざまな民族や人種、社会経済的地位の青少年を対象に縦断研究を実施。家族や親の肯定的な関わりという要因が、食行動異常リスクを低減させるか否かについて、体重スティグマの経験の有無別に検討した。
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Can Family and Parenting Factors Modify the Impact of Weight Stigma on Disordered Eating in Young People? A Population-Based Longitudinal Study
Hooper L, et al. Journal of Adolescent Health. Published online March 11, 2023. doi: 10.1016/j.jadohealth.2023.01.024