思春期の好ましい親子関係は若年成人期の良好な健康状態と関連
「JAMA Network Open」より
思春期に好ましい親子関係を築けていると、若年成人期の健康状態が良好になりやすいという研究結果が、「JAMA Network Open」に3月21日掲載された。
米ペンシルベニア大学ペレルマン医学部およびフィラデルフィア小児病院のCarol A. Ford氏らは、National Longitudinal Study of Adolescent to Adult Health(米国の思春期および成年期の健康に関する長期的調査)の第I期(1994~1995年、12~17歳)および第Ⅳ期(2008~2009年、24~32歳)のデータを用い、思春期の親子関係と若年成人期の健康状態との関連について検討した。第I期に登録された思春期の男女は2万745人で、このうち条件を満たす1万9,560人中1万5,701人が第Ⅳ期調査を完了した。解析には、項目によりロジスティック回帰分析や負の二項回帰分析などを使用した。
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Associations Between Mother-Adolescent and Father-Adolescent Relationships and Young Adult Health
Ford CA, et al. JAMA Network Open. Published online March 21, 2023. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2023.3944