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『ADHDは神経性無食欲症や大うつ病性障害の独立したリスク因子の可能性』のイメージ

ADHDは神経性無食欲症や大うつ病性障害の独立したリスク因子の可能性

「BMJ Mental Health」より

 注意欠如・多動症(ADHD)は、神経性無食欲症や大うつ病性障害(MDD)などに対する独立したリスク因子であるとする研究結果が、「BMJ Mental Health」に9月5日掲載された。

 アウグスブルク大学(ドイツ)のChrista Meisinger氏とDennis Freuer氏は、ADHDが、7種類の一般的な精神疾患〔MDD、双極性障害、不安障害、統合失調症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経性無食欲症、1回以上の自殺企図〕と関連するかを検討するため、2標本ネットワークのメンデルランダム化分析(MR、操作変数法の中で遺伝子変異を使用)を実施した。

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書誌事項

Understanding the causal relationships of attention-deficit/hyperactivity disorder with mental disorders and suicide attempt: a network Mendelian randomisation study
Meisinger C, et al. BMJ Mental Health. Published online September 5, 2023. doi: 10.1136/bmjment-2022-300642

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