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『妊婦の百日咳ワクチン接種で生後8カ月までの乳児の感染リスクが低下』のイメージ

妊婦の百日咳ワクチン接種で生後8カ月までの乳児の感染リスクが低下

「Pediatrics」より

 妊婦に妊娠28週前後で百日咳ワクチンを接種すると、生まれた児は生後8カ月まで百日咳菌に感染するリスクが低下するという結果が、「Pediatrics」に10月9日掲載された。

 オーストラリアでは、2018年7月から、妊娠28週前後の妊婦への百日咳ワクチンが、全国予防接種計画の予算から接種されるようになった。しかし、妊婦のワクチン接種については、児が百日咳ワクチンを受けた際、母体由来の抗体が免疫反応に干渉する可能性も指摘されている。

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書誌事項

Maternal Pertussis Vaccination, Infant Immunization, and Risk of Pertussis
Regan AK, et al. Pediatrics. Published online October 9, 2023. doi: 10.1542/peds.2023-062664

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