小児関連の海外注目論文サマリー

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『妊娠20週以下でのCOVID-19ワクチン接種で主要な構造的先天異常の有病率は上昇せず』のイメージ

妊娠20週以下でのCOVID-19ワクチン接種で主要な構造的先天異常の有病率は上昇せず

「Pediatrics」より

 妊娠初期(妊娠20週以下)における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種は、主要な構造的先天異常の有病率上昇とは関連しないことが、「Pediatrics」に3月14日掲載された論文で明らかになった。

 米サンフランシスコ大学のStacey L. Rowe氏らは、民間保険および公的保険(メディケイド)の請求データを用いたコホート研究を実施し、妊娠中のCOVID-19ワクチン接種の有無、保険種別(民間保険、メディケイド)、妊娠中のCOVID-19罹患の有無、COVID-19ワクチンと他の妊娠関連ワクチンの同時接種の有無により、主要な構造的先天異常の有病率を比較した。

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書誌事項

COVID-19 Vaccination During Pregnancy and Major Structural Birth Defects
Perrigo JL, et al. Pediatrics. Published online March 14, 2025. doi: 10.1542/peds.2024-069778

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