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『米国小児科学会が新生児ケアに関する全国基準を策定』のイメージ

米国小児科学会が新生児ケアに関する全国基準を策定

「Pediatrics」より

 米国小児科学会(AAP)は、新生児ケアの質のレベル別に求められる全国基準を策定し、「Pediatrics」に6月1日号に発表した。

 米国では、新生児ケアの質のレベルや、ケアのために求められる要件を満足させているかどうかは、州により状況が大きく異なっている。これを受け、AAPは2013年からNICU(新生児集中治療室)検証プログラムの取り組みを開始した。米ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターのAnn R. Stark氏らは、質の高い新生児ケアを均一に提供するためには、全国的な新生児ケアに関する基準が必要だとし、今回、既存のAAPの方針やエビデンスに基づいた論文、専門家による実践での基準、公表されたデータ、専門家の意見に基づき、新生児ケアのレベル別(今回はレベルⅡ、ⅢおよびⅣ)に求められる全国基準として"Standards for Levels of Neonatal Care: Ⅱ, Ⅲ, and Ⅳ"を策定した。

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書誌事項

Standards for Levels of Neonatal Care: II, III, and IV
Stark AR, et al. Pediatrics. 2023 June 1;151(6):e2023061957.

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