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『銃撃で負傷した小児のメンタルヘルスサービス受診率は4割未満』のイメージ

銃撃で負傷した小児のメンタルヘルスサービス受診率は4割未満

「Pediatrics」より

 銃撃により負傷した小児のうち、メンタルヘルスサービス(MHS)を受診した者は40%未満であることが、「Pediatrics」に6月5日掲載の論文で明らかになった。

 米国では、10~17歳の若者の死因の第一位は銃撃である。銃撃後に生存した若年者がMHSを受診する割合は、一般的な若年者より4割高く、また銃撃により生じたメンタルヘルスの問題は、トラウマ関連の障害や物質使用などが多いとされている。さらに、銃撃後にMHSを受診する者には、メディケイドに加入し、慢性疾患を抱えている者が多いなど、銃撃後のMHSへのアクセスの状況は均一ではない。

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書誌事項

Timing of Mental Health Service Use After a Pediatric Firearm Injury
Hoffmann JA, et al. Pediatrics. Published online June 5, 2023. doi: 10.1542/peds.2023-061241

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